ROIの高い本 -【書評】グロースハッカー

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年は例年に比べて本を読まない年でした。私の場合、「本を読む」という行為自体にある程度まとまった時間が必要になるので、仕事やTODOに追われると確保できる時間が細切れになってしまい、本を読んでも頭に入ってこないのです。ということで、ようやく正月休みになって積ん読を消化しているのですが、今年一発目はこれでした。

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この本、内容量は非常に少ないのですが、その割には獲得する知識は多かったように思います。多くのビジネス関連書籍が同じ事を手を変え品を変え分量を増やすのに対し、言いたいことだけサラっと書いてあるので、読んだ時間に対する投資利益率が高いものになっています。これがタイトルの「ROIの高い」の理由。内容も大きく踏み込んだものではありませんが、グロースハッカー自体の考え方を理解するのにはコンパクトで良書だと思います。

私自体、グロースハッカーの定義をすこし誤解していたので、正しく理解し直せたという点でも得るものはありました。

さて、この本ですが、グロースハッカーの本だけあっていろいろ取り組みをされています。まずはこちら。

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こちら、更新されていなければ表紙の異なる「グロースハッカー」が表示されているかと思いますが、実は今販売しているものは表紙の4/5を占める帯がついています。デザインされたタイトルが小さかったので修正したのでしょうね。ここまで大胆な帯をつける本は知りません。帯が全てを覆わなかったのは裏表紙のバーコードを隠さない為「だけ」だと思いますので、その制約がなければ帯だけ表紙になっていたことでしょう。

また、この本はROIが高いと書きましたが、著書以外の解説などが1/4を占めます。こんな本も今まで見たことがないのですが、クックパッドやZaimについて解説されていてこの部分も面白いです。

この手のものこそ電子書籍の方が合うのではないかと思うのですが、そこは特典でフォローなんですかね。

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