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エントリーしない、という不安と戦う

いまだに私もそうですが、システムトレードを続けていると、
シグナルが出ていないのにエントリーしたくなることがあります。
システムに対する「裁量トレード」というものですね。

これは実はかなり性質(タチ)が悪くて、
たとえばあるパラメータがシグナルを示していなくても、
このまま行くとシグナルが発生しそうだ、というときに
「早めにエントリーしておけば、利益が増える」といった考えのものに
間違ったトレードをしてしまうのです。

あえて「間違った」と言いましたが、
しっかり検証されてパラメータを出している以上、
それより早くエントリーしても、
それより遅くエントリーしても、
シグナルどおりにエントリーするよりも必ず不利になります。
ですので、シグナルを逸脱してトレードをしてはいけません。

また、このような「早取りトレード」は、損切り時にさらに悪影響を及ぼします。
早取りに失敗し、シグナルが発生しないまま含み損が出ると、
トレーダーは「どこで損切りしたらいいかわからない」状態に陥ります。
それは当然で、検証通りの動作ならどこで損切りをすれば有利かは検証していますが、
システムから逸脱した行為は、当然検証などしていないのですから。

それは、あたかも森の中の獣道をわざわざ外れて歩くようなもので、
一度道から外れると、どうすれば元の道に戻れるのかわからなくなります。
こういう場合は、即座に損切りするしかありませんし、
そのほうが統計上傷が浅く済むのです。

こういった事態を避けるためにも、
・システムから逸脱したエントリーは行わない。
・逸脱してしまったエントリーは即エグジット
を心がけてください。

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